Wood landscape plan村野哲哉 慶應義塾大学大学院 理工学研究科 1年
【講評】ピカソの「地中海の風景」をトレースして、そこから2次元のパターンを抽出した、とあります。その方法自体には、ぼくは重きをまったく置いていません。しかし、そのパターンが、実に楽しい。堅苦しいところがまるでなく、いまにも動き出しそうな躍動感が漲っていて、どんな細部にも夢が溢れています。このパターンを、都市の平面図として読んでみる、というこの案の作者の気持ち、よくわかります。だから、期待しましょう。この平面図から、この感覚を残しながら、あるいは発展させながら、どんな3次元空間が立ち上がってくるのか、を。(青木淳)
スポンサーサイト
- http://envopenstudio09.blog62.fc2.com/tb.php/41-eb9310c5
0件のトラックバック
僕のコメントは基本的に花田先生がおっしゃられていたことに便乗してのものです。
関数を「密度」としたコメントで、現実の空間をどういう視点で切り出してくるのかはわからないのですが、切り出されてきたいろいろな空間(スケールの違いがあったり・・・)を「密度」という視線である意味等価にみなしていくというようなことを考えてのコメントでした。このドローイングと等価に並べられたいくつかの異なった様相を持つ空間が、かたちが立ち上がっていくときにリミックスされていくとおもしろそうだな、と思いまして。結構軽いノリでコメントしてしまいました。申し訳ないです。僕の方にもガンガン書き込んじゃってかまいませんw