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038:「テーブルがつくるヒエラルキーからモノをとらえる」

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3件のコメント

[C71]

青木先生、コメントありがとうございます。
まさか先生からレスポンスがあるとは思いもしなかったので、とてもびっくりしています。

残らなかった原因のスケッチについてですが、当時の私はこのスケッチとその他のドローイングとの差を意識せず、プレゼンシートにあげています。テーブルが作り出すヒエラルキーの読み取りの前提として、必要なものだと考えていました。
正直、今もなんとなく先生がおっしゃったことをつかみ切れずにいますが、おそらく、自分では「発見」だと考えていたスケッチ内の情報が、実のところ建築一般ですで自明のことだったということかなと思っています。
これは発見したものでなく、確かめたもの、つまりスケッチだったということなのかなと思います。

第3者の目線を意識したプレゼンテーションになっていないという指摘はまさにその通りだと自分でも感じています。
伝える努力・主張する努力を怠ってしまったと思っています。
前回のコメントにもあるように、私は言葉や論理を頭の中でぐるぐるさせる時間を多くとり、なかなか手を動かしていけないことが多く、それがいつもプレゼンにも影響してしまいます。

建築を学び始めたころは当たり前だった、手を動かすこと、そしてそれを第3者に伝えようとすることを意識しながら、今回の案を個人的に進めてみようと思います。

まとまらない文章、失礼しました。

[C66]

この案、覚えています。残すかどうか、迷った案です。

残さなかったのは、特に、「上側」、「下側」、「支えられる」、「支える」などと書き込みがある「様々なヒエラルキー」というキャプションの絵のせいです。
第三者の目を前提とするプレゼンテーションで、この手の絵、いわば「スケッチ」(自分の作業用のメモ)をつかってはまずいです。
全体としても、どういうふうに積んでいくといいか、をスタディしていることはわかるのですが、さて、そのスタディの結果として、こちらの方向!という意思のようなものが出ていないので、ただ「スタディしています」ということがプレゼンテーションされている、ように見えてしまう。
スタディしていること、ではなく、スタディして得られたなにか(それがまだあやふやであっても)を見せるようにしましょう。

たぶん、あと何日間か、こうしたスケッチで、ハードに試行錯誤をくりかえせば、あなたなりの方向性が見えてくるように思えて、それで残そうかな、と思ったのですけれど、やはり、これでプレゼンテーションとした姿勢ではむずかしいかな、と判断した次第。
絵のタッチに、個性が出ています。言葉もいいけれど、それと少なくとも同等に、手を動かすことを繰り返していくといいですね。
  • 2009-11-19
  • 青木淳
  • URL
  • 編集

[C64]

この作品を提出したものです。(名乗らないのは不公平かとも思いましたが、この方がその他の参加者も気軽に議論できるかなと思い、名乗らないことにしました、すみません)

いきなりですが、私は言葉や論理から設計をするタイプの人です。今回のオープンスタジオへは、そんな自分の設計に対するスタンスを、ドローイングから考えること、青木先生の講評を受けること、によってどうにか変えていけないかと思い、参加しました。

結果からいえば、言葉や論理から考える癖を捨てきれず、中途半端に言語化・論理化された、そんな作品を提出してしまったと思っています。
肝心なドローイングがないに等しい状況です。

ただ、自分のなかでは簡単なスケッチを何度も描くことによって、言葉や論理だけで組み立てる以外の何かを垣間見れたような感覚を持っています。

みなさんの評価はどうでしょうか。小さなことから大きなことまで、なんでもいいので、意見・質問をもらえたら嬉しいです。
  • 2009-11-19
  • ゲスト
  • URL
  • 編集

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